司会とは?/ レイク
[ 208] 司会のウラワザ
[引用サイト] http://qqbh8529.exblog.jp/
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3日ほど前、新郎新婦並びに御両家のご両親様、司会の私、そしてプランナーの合計8人もの大勢で婚礼打ち合わせを致しました。 「先日新郎新婦お二人との打ち合わせでは、<迎賓は無し>ということでしたが、親御様も宜しいですね・・?」とちょっと早口で尋ねました。 皆が黙って頷き、プランナーが次に進もうとした瞬間、新郎の父が少し恥ずかしそうにプランナーに尋ねました。 私達が普段当たり前のように使っている<婚礼用語>が多用される打ち合わせは、お年を召された方や全く披露宴に縁がなかった方々にとっては、雲をつかむよう話のようです。 ちなみに迎賓とは、披露宴会場の前に、金屏風やジョーゼットを用意し、その前に新郎新婦ならびに親御様が整列し、ゲスト(列席者)をお迎えすることを言います。 {迎賓送賓、ファーストバイト、前撮り中撮り、送賓ギフト、サプライズ、即退、子束、エンドロール、フェアリーイルージョン・・} 若いカップル達は、ゼクシィや結婚ピア等の結婚情報誌によって、婚礼用語の理解度は高く、心配は少ないのですが、ことご年配の方々には上記の用語は分りづらいようです。当然丁寧にゆっくりと分りやすく説明しながら打ち合わせを進めていかなければなりません。 まぁこんなのは全く当たり前の話ですが、それでも私は、この当たり前のことを当たり前にできない時が多くありました。ついつい、相手も分っているだろうとたかを括って、自分のペースで打ち合わせをしてしまうのです。あぁ反省反省・・ 自分にとっての当たり前をみんなの当たり前と錯覚して事を進めますと、必ず波風が起こってきます。誰にとっての当たり前か・・をしっかり自覚しておかなければなりません。 このことに関しては以前ブログにアップしていますので、興味のある方はこちらもごらん頂ければ・・と思います。 ・打ち合わせ時、時折り意識的に(ちゃんとついてきてくれているかな・・? )と全体の空気を把握する(電話やメールでの打ち合わせではなく、実際に顔を合わせての対面打ち合わせですので、相手の表情の変化は注意すれば十分キャッチできると思います)。 小さな事かも知れませんが、私もこの機会にもう一度<婚礼用語>を洗い直し、短くはっきり、絵に描いたように、誰にでも分るように説明できるようしておきたいと思います。 触れたくないもの(紹介したくないもの)を除外して、こんな感じでもできますよ・・と実際の司会例をやって見せ、簡単に紹介のイメージをつかんでもらいます。そうするとたいてい「それならやって下さい・・」と言ってきます。 当日披露宴でのMCで『お二人の紹介はこのあとの上司ご友人の方々にお任せ致しまして、式の報告並びにお二人の家庭像(あるいはモットーや好きな言葉)のみご紹介させて頂きます』くらいでさらりと進行していきます。 両親や兄弟が同席している時は、状況次第ではさりげなく、新郎新婦だけ、事情が許せば別席へ招いて取材します。 無理な場合は一言(この場で取材しても宜しいですか・・)とお伺いを立ててから進めるか、後日電話等での取材に切り替える時もあります。 新郎新婦と私だけになった時、この時私は心を割って話し、2人の苦労話や不平不満も聞いて差し上げ、一種の<ガス抜き>のお手伝いをします。 新郎新婦に、<二人の紹介>の必要性についてご理解頂くには、10年前までは媒酌人が式の報告と2人の紹介をやってきたこと、最近でも司会者が式の報告並びにお二人の紹介をやっていることを伝え、列席者の多くがそれを望んでいることを話します。 披露宴が終わって、さて今日の新郎新婦はいったいどんな人だったんだろう・・なんていう<主役不在の披露宴>にならないよう、形はどうあれ、やはり二人の紹介は不可欠のようです。 『いつも拝見させて頂いております!司会と言う仕事を通じて、人間性も磨いていらっしゃる姿勢に学ばせて頂くことばかりです! 私はまだまだ経験が浅く、アクシデントのフォローコメントがなかなかうまく表現できません・・おめでたい席なので忌み言葉に繋がるような発言は控えたいのですが、今度祝辞を頂く主賓の方が急遽欠席になり、挨拶そのものがキャンセルになってしまいました。 しかし式次第には印刷がすでにされている・・そんな時、やむを得ないご事情のためご欠席となり・・と申し上げる以外に何か良いコメントがないか悩んでいます。 オープニングの緊張感の高まる中、慣れないコメントにますます動揺して、何度も何度も背中に汗をかいたものです。今だって同じようなものです。 (ベテランのくせに、未だアタフタあたふたと・・みっともない)と、もう一人の自分の声が聞こえてきますが、それでも(そういう小さい自分だが、大事なコメントだけは堂々としっかりやるのだ!)と開き直ってマイクを握ります。 基本定型コメントは、おっしゃる通り、<やむを得ないご事情のため、欠席となり・・>でいいと思います。私もこれがベースです。 状況がもう少し読める時は、若干その時その時のお思い付きでアレンジしていきます。基本はやはりシンプルにさりげなくでいいと思います。 ただ、やむを得ない事情とは一体なんだろう?と不安がる方が大勢いることがあらかじめ分れば、もう少し具体的に、 『どうしても外せない会議のため出席叶わず・・、ここに○○社長よりメッセージをお預かりしておりますので代読させて頂きます』 また急病等で急きょ欠席の場合は、あまり列席者に心配をかけないよう、体調に関してはうそも方便で、例えば・・ 『尚、先程秘書の方よりのご連絡によりますと、○○先生は数日前より体調を崩され、昨日診察を受けましたところ、徐々に快方に向っているとの事、ただご高齢でもあるので大事を取って、本日の出席は叶いませんでした。○○先生からは皆様にくれぐれも宜しく・・との事でございます。 ここに改めて皆様にご報告させて頂き、先生の少しでも早い現役復帰を祈りつつ、式次第を次へと進ませて頂きます』 あくまで私仲澤はそう思う、そう思っている・・ということで、もっともっと素晴らしいアイディアは他の司会者が沢山お持ちになっていると思います。 どうぞ沢山の司会者の方々と意見交換なさること、またあこがれの司会者を見学し、相談してみる事をぜひお薦め致します。 以上のことや司会に関することを、かなり高いレベルで真剣に学び、そして情報交換しているところが全国の司会者が参加しているグループ<BMCA>という司会者のための会です。 先日もそのBMCAアライアンスに参加させて頂きましたが、実に充実した質の高い素晴らしい会でありました。文末にホームページのアドレスを載せておきますので良かったら覗いてみてください。 早起きをし、朝日を身体中に浴びながらゆっくりと深呼吸そして大きく大きく背伸びを致しました。束縛から解き放たれ自由になった瞬間です。 朝3時起床、配達部数約150部、配達時間1時間半から2時間、朝がとても苦手な私にはかなりハードルの高い挑戦でした。 慣れないバイクで何度も転び、犬に吠えられ噛まれそうになり、凍てつく道路でブレーキを掛けすぎ転倒し、あと数10センチで車と衝突しそうな事もありました。 雨の日、泥道にバランスを失いバイクは横転、前のかごの新聞が全部放り出され、あわや・・と思いましたが、幸い畑の生い茂る草の上だったので、新聞は全く汚れず難を逃れた事もありました。 いつもいつも前日の夜、(あぁ、明日も朝3時に起きなければならないのか・・)と思うと心は深く沈み、芋焼酎のお湯割を濃い目に作って一気に飲干し寝ようとした事もありました。 体調管理には十分気を配ってきましたが、さすがにこの3月風邪を引いてしまい、咳が長引き、ほとほとまいりました。それでも寝込むほどではなかったのでどうにか乗り越える事ができました。 なんと言ってもウェイターの仕事や司会の仕事で夜遅くに帰った日の翌日の配達は、全く辛いものがありました。体調不良でふらふらしながら配った事もありました。 それでもお正月元旦には新聞受けに「寒い中いつも配達ご苦労様、風邪など引かないよう頑張って下さい」という張り紙に大いに励まされ、バレンタインにはチョコレートを頂いたり・・嬉しいこともチョコッとはありました。 あまり科学的ではありませんが、誰かに・・何かに・・確かに守られているような気がしてなりませんでした。 プロの新聞配達員の方々には全く子供のたわごとに聞こえるかも知れませんが、私は昨日(1年間良く頑張りました)と自分自身を褒めてやりました。 一つの試練を乗り越えた達成感は何事にも変えられない充実感を生み出し、さらなる明日へのエネルギーをも生み出してくれるのではないでしょうか? ラストの余興が終わると、静かに照明が絞られ、会場全体が薄暗くなりました。それと同時に何か叙情的なメロディが流れてきます。 次第にその音楽のボリュームが大きくなってくる頃に、新郎新婦はメインテーブル前から、約10メートルほど先に並んで立っている両親のもとへと歩き始めます。 「それではここで新郎新婦より、今日までお育て頂きました感謝の気持ちを込めて花束をご両親様に贈らせて頂きます・・新郎から新婦お母様に、新婦から新郎お母様にどうぞ花束をお渡し下さい。」というコメントがまず入りますが、そこには司会者からのコメントは一切ありませんでした。 いつもあるはずのコメントがないとなると、ほぼ自動的に、新郎新婦の表情や歩く姿・・、またご両親の表情やそのたたずまいに・・と<より細部へ>と目がいくようになるのではないでしょうか? (あん時あんな事があったなぁ・・あいつ何も言わなかったけどやっぱりおふくろさんに似ている人を選んだんだなぁ・・やつも本当に苦労したよなぁ、でもこんなにいい奥さんと出会えたんだから、きっと男冥利に尽きるんだろうな・・ ・・・ ・・・) 思い出が次第に広がろうとしているそんな時、司会者から良くある常套句のコメントが入ってきたとしたら・・、一気に気持ちは醒めてしまいます、現実に戻ってしまいます。 司会のコメントがないと、かえって人それぞれに自由に思いを膨らませ、自由に思い出に浸ることができるわけです。 司会がしゃべらないでいてくれたお陰で、列席者は花束贈呈を本当に自由に、自分なりに味わえた(楽しめた)わけです。 大分前に書いた記事ですが、ウインブルドンのテニスの実況中継のことについて書きました。「しゃべらない勇気」について書きました。良かったらジャンプしてごらん下さいませ、ご参考までに・・。 くつのかかとは踏み潰し、ふんぞり返って椅子に座り、ナイフフォークの使い方はめちゃくちゃ、フルコースなのにほとんどの料理を少しづつ残し、お下げするものはございますか?と聞いても知らん振り、祝辞が始まっても全く聞く耳を持たず、タバコはプカプカ、お酒はがぶがぶ、言葉遣いは乱暴で、私は心の中で、『君は他人を思いやるということを知っているのか?』と叫んでおりました。 いきなりサービス中のウェイターの私に、「撮ってください」とカメラを突き出し、撮り終えてカメラを返そうとしたら、「そこに置いといて下さい」。 いや、おかしい、確かにおかしい。このままでは絶対良くないとと思いました。見過ごしてはいけないと思いました。 2〜3ヶ月に1度くらい、披露宴のマナー講座を開催し、<若者のマナーの向上>をバックアップしていく必要があると強く思い至ったところです。 このまま放っておいては、披露宴に出席している健全なる列席者、良識人達が余りにかわいそうに思えるのです。 PS::この記事のタイトルでは、<若者よ、どこへ行く>と<若者>と一括りにしてしまいましたが、すべての若者をさしてるのではもちろんありません。その披露宴の中で、なかにはきちんとルールを守り、他者を思いやる若者も当然おりました。 今日は150名ほどの披露宴、人数のせいか、私のせいか、常にざわついていました。それはどうしてだと思いますか? 次回こそは、次回こそは!!といつも思い、なかなか思うように行きません。まだまだ経験不足というのもあるのでしょうが、早く一人前になりたい私です。 せめて、オープニングセレモニーとエンディングの花束贈呈や謝辞の時だけでも静かであれば、良しとしましょう。 その時(オープニングもエンディングのセレモニー)も、うるさいとなると、これはもう司会者の責任ではなく、お客様のマナーが低いといえます。どうぞあまり自分を責めないで下さい。 列席者が100名を超えると、人が音を吸収して若干聞こえにくくなるそうです。それをカバーする為には、司会マイクの音量を通常より若干大きめにセットしておきます。つまりマイクテストをする時は、お客さんがいない状況ですので、その時点でちょっと大きすぎるかな・・くらいでセットしておけば、本番の時には丁度良くなります。 3.あなたのコメントはシンプルで分りやすかったですか?100名以上の列席者をリードするのにはコメントがシンプルで分りやすく、ハッキリしていて聞き易いことが必須条件です。 4.時にはレクチャーから離れ、列席者の中に自分をおいて、アナウンスしてみましたか?司会者が移動し、列席者の近くで明確なコメントを入れると場の空気が変化します。それをきっかけに静かになる時もあります。 5.客層の比率は如何ですか?披露宴のマナーをよく知って守ろうとする人が多かったですか?あるいは酒好きでマイペースの方が多かったですか?比率の多い方の雰囲気に全体が染まっていきます。お酒を飲んで騒ぐ人が多ければ多いほど、飲むほどににぎやかになります。 6.新郎新婦と列席者との親密度は如何でしたか?表面的なお付き合いの方が多ければ多いほど、ざわつきます。 7.経験上、会場が広々していて、天井が高いほど、どうしても列席者の気持ちはまとまりにくくなるようです。 1〜4はもちろんのこと、5〜7も司会の責任だという立場を意を決して取った時、意外なブレークスルーがあるかも知れません。まぁそれはベテランのレベルになってから考えてもいいと思います。 ただ、以上はあくまで私の私見で、もっと良い方法や視点が沢山あるはずです。どうぞより多くの先輩達の話を聞いて参考にしてみて下さいね。 じれったくもなりますが亀の歩みで良いのです。基礎をしっかり身に付けて、基礎体力をしっかり自分のものにした人が、ある時期から急激に伸びていくのです。そういう人を私は沢山知っています。頑張ってね! キャプテンから合図を受けて、その司会者はスライドショースタートのアナウンスをしたものの、スクリーンには何も映らないのだそうです。 列席者の多くが注目し始めた時、再び画面は落ちてしまい、会場からはブーイング・・、その司会者はあせって頭が真っ白になり、何も言えないまま時間だけがすぎていったという体験です。 どうやって乗り越えるかを考える前に、そういうトラブルが起こりにくいようにする為にいったい何ができるのでしょう? *打ち合わせの時点で、お客様にリハーサルの必要性を説明し、リハーサルの時刻までキッチリ決めておく。(ポイントは時刻をしっかり決めて進行表に書き込んでおくところです。こうすればリハーサルは必須項目となり、余興のお客様もホテル側もその時間に合わせて行動を起こします) 状況によっては、ホテルキャプテンと余興のお客様と一緒に接続その他を確認し、確認しながらこの後どのように展開するかを話し会います。 ・「このお時間を利用致しまして、2〜3新郎新婦お二人の事について、改めてご紹介させて頂きます」と言って、冒頭で紹介できなかったことを紹介する ・余興の方にインタビューする(スライドショーの苦心談、できばえ、製作時間や費用、スライドショーの見所やポイント、迷ったことや楽しかったこと他) 「このあとは、さぁ、始まりますよ・・のアナウンスは致しません、静かにさりげなくジェスチャーで皆様にお知らせします・・」 *アクシデントが起こった時の対処法をあらかじめイメージしておく(取って置きの話、テーブルスピーチ、他の余興と順番入れ替え・・他) その瞬間瞬間、全身全霊で乗り越える経験を積みながら、酸いも甘いも噛み分けて、次第に味のある司会者になっていくのではないでしょうか? 最近、披露宴終了後、列席者から<あなたの司会はとても自然で良かった・・>と、お褒めの言葉を頂くことが増えてきました。ここ数年急に増えてきました。 自然でよかった・・というお客様の声が増えてきたということは、多くの方々が、<いかにもプロっぽいしゃべりや、聞き飽きた紋切り型の司会コメントはもういらない・・>と思い始めたと解釈してもいいと思うのです。 鶴賀氏の言う、プロよりうまいね・・の<プロ>とは、よくあるベテラン司会のあまり良くない司会ぶりをさしています。 2.間(ま)を埋める為に、関係のない不必要なコメントを言い続け、そうやって間を埋められる事に自己陶酔し、それこそがプロだと勘違いしている。 いかにもプロ司会者という特徴の1〜5までを徹底的に排除し、シンプル・イズ・ザ・ベストをベースに普通に自然に司会をする・・これが鶴賀氏の提唱する司会のあり方です。 プロのいやらしさを省いた自然体の司会をした時、お客様は<あんたプロよりうまいね・・>と言ってくれます。その時が一番嬉しいと鶴賀氏は言っているのです。 私は22年の司会経験を通して、以前に比べると大分<自然な司会ぶり>になってきたように思います。でも正直に告白しますと、50歳を超えてやっと披露宴司会が楽しいと思えるようになったのです。 それは、<無理してもしょうがない、自分は自分でしかない、できる事は徹底的にやって、後は運を天に任せよう>という、<健全なあきらめ>から来ているような気がします。 披露宴司会が楽しい時ほど、不思議とお客様から<自然でよかった・・>とお褒めの言葉を頂くような気が致します。 「H先輩の締めの挨拶、良かったです。特に<また2年後、今日と同じ顔ぶれで、同じように皆さんとお会いしたいと思います>といったところが、なぜか妙に味わい深く感じられました」 H先輩曰く「お前だけだよ、そう言ってほめてくれるのは(笑い)、イヤーそういうことを言う年代になってきたんだね、同級生でももう何人も見送ってきたし・・若い頃だったら今日の仲間と、またいつでも会えると思っていたけど、今となると、又今日と同じようにみんなで会えるかなぁ・・とふと思ってしまうんだよ。そういう年代に我々はなってきてしまったんだよなぁ。いつものように同じようにみんなと会える・・というあたりまえのことが、実はとても幸せなことに思えるんだ。 何もないこと・・何も変化がないこと・・変わらないことが、かえって有り難い事、幸せなことと思うんだ・・」 H氏は昨年お母さんを亡くされ、その直前には奥様側のご不幸もありました。数年前にはお父様も亡くされされ、まさに生きることと死ぬ事の両方を短期間に経験し、別れの辛さや悲しさを乗り越えてきた方です。 彼の様々な思い、とりわけ生と死の様々な思いのごく1部がその言葉に託されました。ことばにならない部分は、親御様や同級生との別れの、無常観ではないでしょうか? 一つの言葉を支えている(言葉にならない氷山の)部分には、なんと沢山の、その人の思いが隠されていることでしょう! 人として、司会者として、言葉を支える<氷山の部分>をスッとキャッチできるような豊かな感受性を身に付けたい・・、そんなことを思う1日でありました。 忘年会・新年会・歓送迎会・納会・あるいは結婚披露宴等々の様々な種類の会の、素人さんの司会を生で見ることができるわけです。 素人司会者の中に、時に未熟さを感じ、時にうまさを感じ、おおいに学ばせて頂いているのです。素人さんの未熟さは、逆に司会の力を付けるためのヒントになるのです。ありがたいことです。 こうした推論と実践の繰り返しが、この「司会のウラワザ」のブログを陰から支えています。そう考えますと、ウェイターの仕事に、素人の司会者にお礼を言わなければなりません。 <有り難うございます。お陰さまでより良い司会を考えさせて頂いています。お陰さまでより良い人生を歩むヒントを頂いています。心から有り難うございます!> その司会者はちょっと偉そうで、開会冒頭から講演会内容とはあまり関係ない個人的な思いを語り、講演会の聴講の仕方まで指導的な口調で言ってくるのです。 その司会者は、上から見下ろすような感じの言い方で、まるで「先生」です。司会者が先生で、私達( 聴講生)が生徒・・という構図(イメージ)です。 おそらく何か司会者として言わなければ・・との思いで、急いで用意してきたにちがいありません。何か気の聞いたことを言ってやろう・・という意図だけが伝わってくるのです。 「あなた方の今までの常識を一旦捨てて、今日は心を真っ白にして聞いて下さい。そうすれば必ず気付きや発見があると思います」と言われました。まるで指導です。 『私はいつも右の耳から左の耳へと聞き流してしまうタイプですので、今日は心を真っ白にしてしっかりと聞きたいと思います・・』というような自身の心構えを披露する位にとどめるのであれば少しは我慢できます。 やはり司会(バラエティ番組やお笑い番組は除いて)は、シンプルに、謙虚に、誠実にする事がもっとも肝要に思えるのです。 イメージとしては列席者同士が交わす会話のリズムやトーン、声のキー、声の大小に合わせて、<あくまで会話の延長線上として司会コメントをしていく・・>と言う感じです。 多くの場合、『新郎新婦の入場です』の「新郎新婦」と言う言葉の発声は、かなりキーが高く大きな声でコメントします。言ってみれば<大げさな言い回し>が多いものです。 キーを高くして喜びいっぱいの表現をする必要もないのです。感情が伴わない声の演出ほど耳障りなものはありません。 あくまで、そこにいるその人やあの人と話すが如く、新郎新婦入場のコメントをし、列席者一人ひとりに話しかけるように2人の紹介をし、実感する事があれば添えていく・・そんな自然体の司会をやってみたいと思います。 レクチャー台にも立たず、列席者と同じテーブルで食事を取り、できればマイクも握らず、要所要所で普通に話しかけるような雰囲気でコメントし、会話の延長線上で場面を展開していき、リードしていきます。 こうやって食事会がスムーズに進行し、閉宴となった時、司会は誰だったっけと言うくらいになれば実験は成功です。 実験が成功したら、司会の本質は、普通にしゃべればいい、声を作る必要はない・・と改めてブログに書きたいと思います。 私は披露宴司会と共に、ホテルウェイターの仕事もやっていますので、現場キャプテンやウェイターウェイトレス、そしてウェディングプランナーの<本音>を直接聞く機会に恵まれています。 『どんでん(披露宴終了後、次の披露宴会場に短時間で作り変えること)の時間がたったの1時間しかないのに、あの司会者は、冒頭からべらべら余計な事ばかりしゃべって、時間の意識が全くない。 おまけに、2件目の披露宴はヴィップが多く、絶対迎賓時間は遅らせられないことも言っておいたのに、最後までマイペース・・、ああいう司会者はうちではいらない・・』 厳しい言葉ですが、仕方ありません。会場側の都合ではありますが、プロ司会者として今後もそのホテル式場に出入りするのですから、真摯に受け止めるしかありません。 新郎新婦2人の紹介の時にはこれも言わなければ、あれも紹介しなければ・・と、ついつい司会コメントのボリュームが多くなりがちです。 ・少しでもスムーズにスピーディーに紹介し、それでいて意を尽くした紹介方法はないだろうか・・と必死に探ってみる。そして少しでも余分な時間を削っていきます。 ただし、真に必要な時間は絶対に削りません。お二人から依頼された大切な内容のコメント等、ホテル側から、削って欲しいと言われても絶対削りません。これだけは譲りません。譲らなくていいのです。 『ホテルオークラの列席者には、議員さんやVIPがとても多く、時間に制限のある方々が沢山いらっしゃいます。披露宴が時間通りお開きになるよう、お色直し時間を予定以上に延ばすわけには参りません。 なかにはのんびりしたお客様もいらっしゃいますので、気付かれないように、そして尚且つ時間内に納めるようにと、それはもう大変な神経を使っています。』 私は<プロの意識>を感じました。言葉は悪いですが<意地でも時間を守ってみせる>という迫力と気概を感じました。 *ドンデン時間があまりない場合は、お客様に迷惑がかからない範囲で、少しでも時間短縮できる方向を 探っていく。(かえってこのほうが逆にリズムとメリハリが出ていい結果になる事も多々ありました) *自身の司会のコメントをシンプルにしていき、少なくとも常套句や、自己陶酔型コメント等を言ってはいないかをもう一度吟味してみる。 昨年はたびたびこのブログ「司会のウラワザ」にご訪問下さり、激励叱咤頂き、誠に有り難うございました。心から感謝申し上げます。有り難うございました。 ずーと初詣は欠かしませんでしたけれど、振り返りますと初詣でお願いばかりして、その願いが叶っても御礼一つせず、さらにまた翌年新たなお願いをしてきたものです。 さすがにこの年になると、お願いばかりして、少しもお礼をしていない事に気付き、知人からの薦めもあって、晦日詣もするようになりました。 「1年間無事に過ごす事ができました。ありがとうございました」と言葉を添えて手を合わせました。これからも続けていきたい習慣です。 そういえば司会の仕事でも、冒頭で『本日の司会進行を仰せつかりました仲澤宏一と申します、どうぞ皆様宜しくお願い致します』と列席者に<お願い>をします。 宴は進んで、お開きの時、『これにて司会もお開きでございます。長時間のご協力誠に有り難うございました』と感謝の気持ちを添えて<お礼>を言います。 初詣のお願いと晦日詣のお礼が一つのセットになっているように、、司会の最初の<お願い>と最後の<お礼>も、時間の経過こそありますが、やはり一つのセットとなって繋(つな)がっているのですね。 長持ち唄入場・ケーキ入刀・ファーストバイト・鏡開き・シャンパンピラミッド・カクテルタワー・キャンドルリレー・ウェイトドール・・etc 次に最近の傾向を勉強しておきます。先輩に聞いたりブライダル情報誌を読んだりして知識として蓄えておきます。 さらに、先輩の司会を見学したり、ブライダルフェアーを積極的に見学して、実際のそれぞれのシーンをあなたの目で見て、実感しておきます。(あぁ、こんな感じなんだ・・、こんな切り口で紹介できるんだ・・、ここはこうするともっと盛り上がるかも・・等々) 「この件に関しましては、今までの前例をもとに、より良い方法をご紹介できるようちょっと調べてからお答えできれば・・と思います、ほんの少しだけお時間を頂けますでしょうか?」 「後ほどプランナーに確認してまいります」等で柔らかめに保留扱いにして、さりげなく次の事項に進んでいきます。 ウラワザとしては、わかっていることや把握している事を優先して書面にしていき、、打ち合わせは順調に推移しているイメージをお客様に持って頂くことだと思います。 わからないことが出てきて、そこで、ああでもない、こうでもないと時間だけが経過していくと、お客様は、静かに(この司会者大丈夫かな・・)と思い始めるのです。 上記の<朗読>の文字を<司会コメント>に置き換えて読み進めると、少々無理もありますが、司会の本質が浮かび上がってきます。 司会者のコメントはあくまでいつもの自分の自然の喋りであり、実感であり、感情と共に語調が変化していく事でしょう。つまりその人の自然体であり、演じていないということです。 司会を演ずるのではなく、あくまで会がスムーズに進行するように・・という到達点のみ肝に銘じてしゃべってみて下さい。 プロ司会者としてデビューまもなくの頃、もう20年以上も前の話ですが、一般宴会の司会のオーダーが入りました。場所は新宿の京王プラザホテルです。 一つ一つの景品に関してのコメント用紙を、当日幹事さんから受け取りました。ちょっとひねった受け狙いのコメントです。 「ビンゴ!」で前へ出てきたお客様に、景品を渡す時、用意されたコメントを読み上げながら品物を渡す手はずです。 案の定、会場内はしらけはじめ、『ビンゴ』と手を上げるものの、とうとう前に出てきてくれない人もあらわれる始末です。 私はふがいない思いでホテルを後にし、家に帰ってホテル担当者にお詫びの手紙を書きました。私は私で自分の中で解決しようとし、また手紙で謝罪する事でこの件に真に向き合うことから逃げてしまっていたわけです。 社長に勇気を出して報告すれば、何が良くなかったのか、どうすればいいのか・・をきちんと指導が受けられたはずです。 また担当予約マンにも、社長からそれとなくコミュニケーションをとることができ、所属プロダクションの名が傷つかぬようとりなしてくれたはずです。 自分のミスには、言い訳せずしっかりと向き合い、その時点でそれなりの方向性を見出しておかなければなりません。 ここで逃げたり、手を抜いたりすると、その時は良くても、いずれは同じような事が必ずやってきて、いつになっても同じレベルで、不平不満と言い訳ばかりの魅力のない司会者になってしまうのです。 私は約束の5分前に現場に入りましたが、お店はもう大忙し、マネージャー(店長)ともろくろく挨拶も交わさないうちに・・、 「案内はやらなくていいの、あんたは下げ物と料理だしだけやってくれればいいの、あんたここ初めてなの?」と言われる。 調理場から料理ができた事を知らせる「チーン」という合図が聞こえたが、下げ物を片付けていて一瞬調理場へ料理を取りに行くのが遅れたとたん、 しかし、こういうことにはいくらか慣れておりましたので、むきにならず、こう言いました。でも腹に力を入れてものすごく大きな声ではっきりと、「はい、どうもすみませんでした。下げ物に気をとられてました。以後気をつけます。申し訳ございませんでした」 それはもう、壁を隔てて店内にいる多くのお客様にも、おそらく聞こえたであろう位の大きな声で、そう言いました。 調理場の人も洗い場の人もそのマネージャーも、一瞬後ずさりするくらいの迫力で、はっきりと言い切りました。 「はい」と言う返事、「かしこまりました」と言う受け答え、「すみません」の謝りの言葉・・どれも明るく爽やかに、お客様にはもちろんの事、マネージャーに対しても努めてそう心がけました。 「○○マネージャー、ご挨拶遅れました。△△から派遣で参りました仲澤です。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と頭を下げました。 「あぁ、ご苦労さんでした。初めてで大変だったでしょう。ここはホテルと要領が違うので、慣れるまでは大変かもしれないけど頑張ってね、またお願いします。」と言って下さいました。 「指示を明確に出してくれたら、もっとスムーズに気持ちよく仕事ができるのに」とマネージャーへの批判はいくらでも出てきます。 言葉の暴力の被害者にならないためには、さっさと潔く自分の非を認め、大きな声で謝ってしまい、「ご指摘ありがとうございます!」と言ってしまう。たいていの上司は「こいつはなかなかちがうぞ」と思ってくれます。 私が以前ご指導頂いたコーチング実践会代表の杉本氏の記事です。その一部をそのまま抜粋させて頂きました。少々長くなりますがご参考までに。 こういうのをボス・マネジメント(ボス・マネ)と言います。こんなふうに言われたら誰だって強いストレスを受けます。しかも、上司だから口答えできません。パワハラもどきのボス・マネを受けた場合、どうすればいいのでしょうか。 自分を被害者と考えたら、相手に対する批判は止まりません。もっとやさしく言ってほしい、目上なら目上らしく振る舞ってほしい、上司ならいざという時には責任を取って欲しい、と思いがあるなら、相手に対する批判が必ず顔に出るものです。その結果、こちらの思いはたちどころに相手にわかってしまいます。 こうした減点主義で相手と向き合った日には、こじれた人間関係が改善することなど絶対にない、と言っていいでしょう。 徹底した加点主義でないとクレーム処理係は勤まらないのです。そして挑発に乗らず、反発も気付かせないようにします。そのためには、へつらわず相手の肯定できる点を即座に肯定するのです。加点主義に転じるとこれが可能になります。たとえば、納得のいかない叱責を受けても口答えせず、 とサラリと言って、身をかわすのです。クレーム処理係の対応はまさにこれです。こうした受け答えがきっかけで、相手は、「なかなか素直な奴だな。憎めないな」と思うわけです。こうして人間関係のこじれは防止できるわけです。 訪問して頂いたこのブログには、司会やウェイターの仕事を通して気づいた事や感じたことが書いてあります。 タイトルの通り、司会の技術的なウラワザ(=コツ)も少しは書いてありますが、多くは司会へ臨む『心のあり方』を中心に取り扱っています。 さて私ごとで恐縮ですが、先日山梨県内の大学で、<職場体験に学ぶ>という授業の一環として、一コマ(1時間半)の授業を担当させて頂きました。 彼(女)らが仕事に関しての未来予想図を描くにあたって、何らかの参考になれば・・と思いつつ、約1時間15分程お話させて頂きました。 『私は大学を中退し、フリーターとして今日まで生きてきました。会社組織の束縛が嫌で、自由人として(つもり)生きてきました。 もちろん後悔もたくさんあります。今でも将来に不安を持っています。それでもこの道を歩むのはそれなりの旨みがあるからです。 就職して、社会人としての知識経験を積んで、社会適応力を身に付けた上で、それから今のような自由人になれば良かった・・ そんな後悔もあるけれど、ふと自身の今在るルーツをたどっていくと、その時々の人と人との出会いの縁が、一つの点となり、その点はいつの間にか線となり今の自分を支えている・・。 そんな不安も持ちつつ、精一杯やったという思いだけを膨らませて、いい経験をさせて頂きましたという一言で括らせて頂いたわけです。 ですからこのブログのタイトルも「研修講師としてデビュー」としたいところでしたが、今回限りで終わてしまったら後々なんですので、上記のようにさせて頂きました。 人前式の開式の辞や、披露宴の開宴の辞は、『平成』ではなく、『西暦』で言って欲しいというリクエストが何回かありました。 しいて言えばお二人の作った人前式の「誓いの言葉」を見て、平成を使っていればそれにならい、西暦を使っていればそれにあわせます。 お二人に聞かれた場合、お二人がどちらでもいいようであれば、和装であれば『平成』を、『洋装』であれば西暦をお薦めします。 質問に喜んで答える新郎新婦もいれば、うまく答えられなくて気まずい雰囲気になってしまう新郎新婦もいたように思います。 新郎新婦の『こうしたい・・ああしたい』は、理詰めで説明できる場合もあれば、ただなんとなくとか、直感的に・・とかいう場合も多々あるわけです。 最近は、私はそういうことにはあまり立ち入らず、たとえ私の思いは違っても、それはそれで『その人にとってみればその人の真実の思いに他ならない』と自身の気持ちを整理します。 そして、「はい、そうですね、確かにおっしゃるとおりですね。かしこまりました」と気持ちよく相手の思いや感情を受け入れていくよう心がけています。そして自身もその気になっていきます。 最低限自分自身にとってどうでもいい事や、どちらでもいいことには最近ほとんど執着せず、相手に喜んで合わせられるようになってきたように思います。 分っちゃいるけどやめられない『執着』ですが、それでも司会の仕事を通して、少しづつ執着に執着しなくなりました。 何千本司会を経験しようが、ようは質の問題で、いかに真摯に取り組んできたかが大切なポイントと心しております。 私は、もともと臨機応変さや、フリートークは苦手で、どちらかというと不器用な人間です。ゆえに人一倍努力して今の自分があるように思います。 どのような努力をしてきたか・・あるいはしているかを、改めて整理し、さらなる飛躍を期そうと思います。自慢話に聞こえましたら、若オジンのたわごととしてお許し下さい。 現場には2時間前に到着します・・通常は1時間前入りですが、時間さえ許せば私は披露宴スタート時間の2時間前には会場入りします。 最初の1時間で、受付周りを見たり、祝電のチェックや会場やテーブセッティング、登場者の位置確認などをします。それでもまだ時間が余れば、「新郎新婦お2人の紹介コメント」の読み込みや、披露宴余興の紹介の仕方、テーブルスピーチ等の司会者の立ち位置あるいはその順番等、実際に動いて体感してみます。 とにかく実際に現場に行って、見てみて見ること!これで多くの知らなかった情報を得ることができます。また用意してきたコメントを何回も読み込むことによって、さらにより良い言い回しやコメント内容を思いつくことがよくあります。 状況が許せば式に参加する事もあります。式の感動を司会も実体験していると、お二人の紹介コメントにも実感が伴います。 式に出ないとしても、式前に新郎新婦に挨拶し、一言二言会話を交わします。式前のお二人の緊張感は、とても新鮮で清清しく、時に自身のその頃を思い出したりもします。 こうして自身の未熟さや不器用さを、現場に少しでも早く入って、そして現場を見て見て歩く事によってカバーしようと試みるわけです。 いつもいつも毎回毎回そうであれば、それこそ本当のプロでありますが、現実はなかなかそうはいきません。それでも『人間だもの・・』と言い聞かせて、前へまえへと進んでいくのです。 不安があったらとにかく少しでも早く現場に行って、できることを全部やります。徹底的にやります。そうして心のウォーミングアップをしておくのです。これが私のプロの流儀です。 「今、私にできる事を徹底的に全部やります。完璧と思えるくらいキッチリとやります。私にできる事は○○と○○です」 特に3番の資料をきちんと整理しておく事は、絶対にやっておかなければなりません。これが不十分だとアクシデントが起きやすく、また対処に手間取り苦労します。 *進行表のチェック〜全体の流れの把握、登場者氏名肩書きの確認、留意点の明確化、当日確認しなければならない事のリストアップと優先順位付け・・等々。 まだまだたくさんありますが、今回は<当日確認事項のリストアップと優先順位>について、先日の私の実体験を元に簡単に記してみます。 ・当日の確認事項(打ち合わせ時点で不明確だった事や直前に変更になった事等)をリストアップし、私の場合は大きめな付箋に書き込み、進行表に貼り付けておきます。念のためうっかり付箋を失くしてしまった場合に備えて、進行表の裏面にも確認事項を記しておきます。 時に、なかなか新郎新婦に会えない時があります。その際時間も余りありませんので、最低限開宴の前に確認しておかなければならない項目を優先順位で明確にしておかなければなりません。 開宴から乾杯までの確認事項をクリアーしておけば、あとはどうにかなります。乾杯後にちょっとした間隙を縫って新郎新婦に確認すればいい訳です。 逆に、ハネムーンの紹介をしてもいいか(まれにしないでくれという新郎新婦もいます)とか、各テーブルフォトサービスの途中の祖父母へのプレゼントは、プレゼントの内容を紹介するか、そこで開けて頂くのか、あとの楽しみにして頂くのか・・等は、乾杯後に確認すればいいことです。 当日確認しなければならない事は必ず明確にし、優先順位を付けてリストアップしておく。これだけは必ずやっておきましょう。これをサボると、ちょっとしたアクシデントに心も舞い上がり、未確認のままオープニングへと突入です。 何を頑張るのか、どのようにベストを尽くすのか・・私の答えは、<事前準備を自分なりに精一杯完璧にすること>と言えます。今回は事前準備万端だったので、全体的にとてもスムーズでした。 これなら、新人だってベテランに負けないくらいできるはずです。ベテランは時として慢心するからです。もしかしたらベテランよりレベルが高いかもしれません。 何をどのように頑張るか・・具体的にして、それを完璧にやる・・この繰り返しで一気に司会の力がつくはずです。如何でしょうか? 生ケーキはバックヤードに下げられ、ケーキを置いてあった小さい丸いテーブルの上にはもう何もありません。 以前、ぬいぐるみ電報キティちゃんを司会レクチャー台や、メインテーブルの空いているところへ飾って欲しい・・という新婦がいたので、同じように喜ぶと思い、つい飾ってしまったわけです。 披露宴前の祝電確認の時、ぬいぐるみを見て(わーかわいい・・)等の新婦の反応があった場合には、どこか飾りましょうか?とさりげなく聞くことにするようになりました。 自分のこうして差し上げよう・・という思いやサービス精神も、時にひとり歩きしますので、やはり一応の了解確認が必要のようです。 ほどなく司会者から、席札の裏には、新郎新婦からのメッセージが添えられている旨のアナウンスが入ります。 たくさんの先輩の司会を見て、自分の好きなスタイルや方向性を決め、それに向って努力研鑽を重ねていきます。 相手は大型車、バックして相互通行のスペースを確保するのは、小回りの利く私の軽自動車の方が、時間的にも精神的にも楽だと思ったから私がバックする・・という言い分です。 <本来なら私がバックすべきところを、仲澤さんがバックして道を譲ってくれた。すみません、お手数おかけしましたね、どうもありがとう!>という声が聞こえるような気がします。 そしてきっとその方も、今回の体験を糧に今以上に、譲り合いの精神をいつかどこかで発揮して下さるのではないかと想像するのです。 そうしますと、私の<譲る気持ち>がいい循環となって世に広まっていくと考えると、私は大変良いことをしたことになります。(あくまで、交通事情も許され、譲り合いという視点に立った場合の事ではありますが・・) 道を譲る・・今回の事は、私の仕事柄(司会業、ウェイター等のサービス業)から出た、瞬時の判断だとも思われます。 笑顔、誠実さ、そして譲る心・・この3点セットを私の心に改めてプレゼントし、さらに司会にそしてウェイターの仕事に専念したいと思っています。 タレントの仲間由紀恵さんとタモリさんの会話の中で、仲間さんは<大きい音>がとても苦手だとおっしゃっていました。 披露宴の中で、ヒューヒューと指笛を鳴らすお客様、あるいはおもちゃのピストルを持ち込みパンパン鳴らすお客様がいらっしゃいます。 最初は盛り上がりのシーンの効果音として聞き流しておりますが、意味もなくやられますと、いささか耳に付くようになってきます。 まわりの友人達は一緒になって盛り上がっています。若い人たちはこういう大きな音・・大きすぎる音に寛大なのでしょうか? 司会者として<もう少し控えて頂けないでしょうか・・?>という思いを、それとなく何度かマイクを通して伝えたものの、いっこうに止みません。 それから数日後、タレントの仲間さんの『私、大きい音がものすごく苦手なんです』を聞いたので、改めて考えてしまいました。 そちらのご友人の方々の、指笛ならびにピストルのパーンパーンという効果音のお陰で、ずいぶん盛り上がってきたようです。ご友人の方々ご協力ありがとうございました。 その時にはぜひ、またそちらのご友人の方々、ヒューヒューと、パーンパーンとでどうぞ大いに盛大に盛り上げて頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。 ということで、それまでは、指笛とピストルはひとまずご休憩頂きまして・・どうぞごゆっくりお食事ご歓談をお楽しみ下さい。ご協力ありがとうございました。』 あるいはマイクを通さず、直接友人たちのところに行って楽しくお話しをしながら、上記の内容を伝えてみようと思います。 あるいは、友人達の上司・先輩・関係者に事情を話し、その方から友人達へそれとなく促して頂くようお願いしてみようと思います。 『さて皆様、ここで、新郎新婦もそして司会の私も知らなかった<飛び入りの余興>をご紹介させて頂きます。新郎友人○○さーん、どうぞご入場下さい!』 程なくキャプテンが私のところに来て、仲澤さん、先程の余興のお客さんがものすごく怒っていますよ、と言うのです。 『誰がやっているか最後までわからないようにするために変装して出たのに、最初から名前をあかされたら、変装の意味ないじゃん・・。 新郎新婦には絶対内緒だと伝えておいたはずなのに・・どうして名前を言っちゃったのかなぁ・・それも最初から・・!』 余興者は、<飛び入りの余興があること、そして誰がやっているかも全部内緒にしておいて、新郎新婦をびっくりさせ、一体誰がやっているんだ?と思わせよう>と思っていたようです。 せめて直前に、余興者のところに行って、どういう感じで呼び込みましょうか?と一言確認しておけば、この事故は防げたはずです。 名前も内緒でお願いします!と明確に言って頂かないと・・と多くの司会者は思うに違いありません。これは司会者の言い分、真実であります。 「新郎新婦には絶対内緒でお願いします・・」と伝えておけば、名前もすべて内緒にしてくれるはず・・これも余興者の言い分、真実であります。 大切な事は、今後こういう事故を起こさないようにするために、司会者として何ができるか?を考える機会とすることだと思います。 どこまで内緒なのか、どのようにサプライズ効果を狙っていくのか、導入はどのようにするか・・等々具体的に詰めておく必要がありそうです。 司会者として少々繋いではみたものの、まだまだ時間がかかりそうなので、お客様には一旦お席に戻って頂く。 準備が整ったところでお客様に再びステージに上がって頂き、いざ唄おうとしたところ、またまた機械が作動しない・・ せめて唄う方の再登場は、カラオケが正常に作動しイントロが流れてから、お席を立ってステージに向って頂くしかないように思います。 司会者のSさんは、こんな感じで乗り切っていました。(その当時の私の記憶も、かなりあいまいなため、若干私の創作も含まれておりますのでご了承下さい) そこで司会者のSさんは、まず2度も足を運んで下さったお客様に丁寧にお礼を述べ、お客様の気持ちを聞き、共有した後、『どうぞお客様、お席の方へ、あとは私にお任せ下さい。カラオケ君の機嫌が直って曲のイントロが流れ始めましたら、私が大きく手を振りますので、そうしましたらどうぞもう一度だけステージまでお越しください。』 お客様が席に着いた頃を見計らって、司会者のSさんは、なんとカラオケの機械に向って話しかけ始めました。 『えっ、なに?最近・・僕(カラオケ)の好きな歌を誰も歌ってくれない・・?そうか・・、それは辛かったよね・・。それでご機嫌斜めなのかい?分ったわかった・・ところで君の好きな曲って何なんだい?』 まぁこんな感じでカラオケの機械に話しかけながら、時おり列席者との対話も絡めながら、カラオケとの会話が進んでいきます。 そうこうするうちに、違うカラオケの機械と入れ替えられ、リクエストの曲がかかり、お客様の唄が始まりました。 抽選で当たった方は、フリースローが1投できます。総勢10名。ナイスショットで入った方に景品、ゴールを外した方には、参加賞です。 司会例は司会者の数だけ存在します。どうぞたくさんの司会者をご見学なされ、あなたの<オリジナルの引き出し>をたくさん作って頂き、司会に臨まれることを期待致します。 『さて先程ご紹介がありました通り、新郎新婦お二人は、バスケットボールを通してより親密になりました。言ってみれば、バスケットがお二人の結婚のキーワードです。 この抽選箱には、列席者全員の名前カードが入っています。新郎新婦に1枚づつ引いてもらい私が読み上げますので、呼ばれた順に新郎新婦の横に並んで頂きます。合計10名です。 並んでいる順番に、名前と一言を、マイクを通して言って頂き、新郎からパスを受けて所定の位置からワンショットのフリースローをして頂きます。 『それではまず、新郎新婦は、<会場とバスケットゴールの中間地点>近く・・あのあたりまでお進み下さい。 エントリーナンバー1番○○さん、エントリーナンバー2番の○○さん・・どうぞ前の方に・・、呼ばれた順に新郎新婦の脇から順番にお並び下さい。 それでは1番目の方から、名前と、一言(頑張りまーすとか絶対決めてますとか・・)マイクを通して言って頂き、新郎からパスを受け、所定の位置からワンショット、フリースローをお願い致します。』 この時点で、全体がまとまらずばらばら感があったら、主役の登場となります。(新郎からパスを受けた新婦が、ゴール下からワンショット。決まっても決まらなくても少しは列席者の注意を引けると思います) 最初の一言は気合十分、ボールは気合不十分。人生思うようには参りません。まぁこれもまたいい思い出です。○○さん、ありがとうございました。はい、それでは続けてエントリーナンバー2番、お名前と一言どうぞ・・』 4.景品と参加賞は、私の場合は、10人のショットが終わったところで、一旦会場に戻り、新郎新婦からエントリー順番に景品や参加賞を渡していきました。 5.エンディングは、フリースローゲームに参加した参加者とそれを見守って下さった列席者に司会者よりお礼を述べ、拍手を送り、さらにこうコメントを添えます。 『さて、皆様のご協力を頂きながら、楽しくゲームを進めてまいりました。ゲームの締めくくりはやはりなんと言っても主役の登場です』 新郎新婦に改めてバスケットゴール近くに来て頂き、新婦のパスを受けて新郎のカッコいいジャンプシュート・・これがハズレ会場大爆笑、その後新郎のダンクシュートでめでたくお開きと相成りました。 プロ司会の視点に心理学の光を当て、より良い人生を考察していきます。司会の分野にとどまらず、広く人生全般を扱います。テクニックを超えた本当の「生きる力」を身に付ける・・コミュニケーションや心の部分を中心に、生きるコツを探ります。司会歴20年/披露宴司会約2000組以上/ウェイター歴25年/フリーライター/元宮中晩餐会・午餐会・園遊会ウェイター/PHP認定ビジネスコーチ/日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラーお問い合わせ・ご相談・司会依頼はどうぞこちらから〜お待ちしております。メールフォーム*マイ ホームページ 『コーチング最前線』へようこそ!無料体験コーチングのご案内もしています。あなたのご訪問をお待ちしています。『コーチング最前線』へ |
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